大阪 堺筋本町のコンサル

大阪の堺筋本町に本社を構えるテレワークのコンサルタント部4人が運営するブログです。自らに毎週(月水金)と画像を添付するという条件を課しました!

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

岡崎市のゲリラ雨 

こんにちは。システム担当大野です。

今回も仮想化について書こうと思っておりましたが、昨晩の雨について感じたことを書きます。
昨晩は、愛知県の岡崎市でゲリラ雨が降ったそうです。

通常、1時間に4ミリの雨が降れば「雨が降った」と言うそうなのですが、今回の岡崎市の午前1時から午前2時までの雨量がなんと146ミリ!通常の30倍以上の雨が1時間に降り注いだそうです。

これだけの雨が降るとどうなのでしょう?普通のビルなら大丈夫なのでしょうか?でもあれだけ町が浸水すると、ビルの地下にある変電設備などは浸水して停電になる可能性も高いと思われます。また電話やインターネットの回線も使えるかどうか怪しいものです。

冠水-イメージ画像


業務システムはどうなってしまうのか、予想もできません。サーバールームが停電すれば、当然システムは動きませんし、漏水などでマシンが水に濡れたりするとさらに被害は増大します。想像するだけでシステム担当者からすると恐ろしい状況です。

弊社の川口がBCP(事業継続計画)をテーマにブログを書いております。
BCPとは簡単にいうと「企業に何か緊急事態が起こった際、なるべく早く事業が継続できる状態に戻すための計画」というものです。

このBCPというもの、きっかけは9.11だったと聞いたことがあります。あの、世界貿易センタービルが崩壊した後、すぐに事業を再開できた企業と何ヶ月も再開できなかった企業と大きな差があったというのです。そういうときの対策を平常時にきちんと準備しておこうというのがBCPなのだそうです。

中小企業庁のHPに「BCP策定運用指針」というのが載っています。そこに入門診断というのがあります。BCPは事業全体を再開するものなので、質問事項は多岐にわたり、人、物、金、情報、体制と全てにおいてチェックする必要があるります。その中で質問に関する情報をピックアップします。

・情報のコピーまたはバックアップをとっていますか?
・自社オフィス以外の場所に情報のコピーまたはバックアップを保管していますか?
・操業に不可欠なIT機器システムが故障等で使用できない場合の代替方法がありますか?
・長期間の停電や電話の輻輳する、コンピュータシステムがダウンする、取引業者からの原材料の納品がストップするなどのケースについて、代替手段を用意できていますか?

中小企業のシステムだと、これら全てが対策できているところは1%もないのではと思います。私が管理しているシステムでもバックアップは出来ていますが、システム故障時の代替は出来ていないものもあります。

自然災害などはいつ来るかわからないので、そういう対策はつい後回しにしてしまいがちなのですが、これは優先度を上げておかないと怖いなと感じた朝でした。

※BCPについて興味を持った方は弊社川口までお問合せください!(^^)/~~
(左上の問合せフォームから送信できます。)

スポンサーサイト

業績を上げる戦略② 

こんにちは。長尾です。

8月とは思えない涼しさですね。

寒暖の差が激しいので体調管理にはお気をつけて下さい!

さて前回、商圏調査から孫子の兵法を意識して経営戦略を立てるというお話でしたが

こういった具体例は世の中にたくさんあります。

例えば

マクドナルドに対するモスバーガー

プレイステーション3に対する任天堂Wii

乱立した美容室・理容室に対するQBハウス

などがその代表事例ではと思います。

これらの企業や商品はまさしく孫子の兵法をそのまま具現化した戦略だと思います。

一応前回のおさらいです。
①敵を知り、己を知れば、百戦危うからず
②戦わずして勝つ

ではこれらの事例を簡単に見てみましょう。

モスバーガーでは自社を「スロウフード」業界と位置づけています。

厳選された材料で時間をかけ丁寧に作るので確かにオーダーしてからの時間が長いような気がします。

これはマクドナルドと価格競争をするわけにはいかないという表れだと捉える事ができます。

つまり、ハンバーガーという商品に高い付加価値を付け、それを消費者に理解してもらうような

取組みをしてマクドナルドとのプライスゾーンの棲み分けを図っているのです。

モスバーガーでは「○○県、△△さんの農場で採れたレタス」などとアピールしていますが

これは単なるポスターではなく競合他社との差別化をアピールするのに絶対に必要な販促ツールなのです。

また任天堂Wiiはグラフィックなどの要素ではソニーのプレイステーションには及ばないという

判断から

「家族みんなで楽しめる」「リビングに馴染むデザイン」という切り口で一気にシェアを獲得しました。

ソニーとの競争を回避し独自のマーケティング理論を展開したからこそWiiの成功はあった事は

言うまでもありません。

また10分1000円というキャッチコピーでお馴染みのQBハウスという理髪店も昼休みにカットできる

という視点からスタートしたのですがこれもビジネスマンに大人気のお店となりました。

7ed08e8449f0083169a25b836fb45886.jpg


この3つの事例はどれも

①敵を知り、己を知れば、百戦危うからず
②戦わずして勝つ


を実践した結果だと思います。

何千年前の戦略が今日の最先端の戦略にも通じているという事を考えれば

ビジネスは意外にシンプルなものなのかもしれませんね。

ではまた次回ですヾ(*'-'*)マタネー♪





9月から中間管理職の方を対象にした「経営研究会」を月1回ペースで開催いたします。
是非、お問い合わせの上ご参加ください。

お問い合わせ (株)テレワーク コンサルティング部 担当:長尾
TEL:06-6268-0001 メール:consul@telework.co.jp
経営研究会

BCP(事業継続計画) ビジネスインパクト分析について 

こんにちは。川口です。今日もBCP(事業継続計画)の取り組み手順についてお話したいと思います。BCPの手順は次の通り
① 方針の策定
② ビジネスインパクト分析
③ リスク評価
④ 対策の選定
⑤ BCPの策定
⑥ BCPの訓練・検証
⑦ BCPの見直し
ですが、今日は②ビジネスインパクト分析についてのお話です。
「ビジネスインパクト分析」は、「事業インパクト分析」とも言われますが、事業機能停止や事業中断による業務上や財務上の影響を分析するプロセスです。組織の重要な活動が中断した場合の影響を定量的、定性的に評価することにより組織の活動を復旧の優先順位に応じて分類し、重要な活動を特定して行きます。
 そこでまず、自社を知ることがもっとも重要になってきます。自社の重要な活動が何なのか?主要な製品・サービスを支える経営資源にどんなものがあるのか?をきちんと把握しなければなりません。その上で自社の重要な活動、主要な製品及びサービスをサポートする活動が中断した場合の影響を定量的、定性的に評価し、優先順位をつけて重要な活動を特定して行きます。出所:経産省


ポイントは、先入観を捨て、できるだけ定量的な基準で考えることだと思います。
この分析を行い、出てきた結果(数値)が自分の思っていた結果と随分違っていた
ということも結構あります。いかに客観的に、想像力を持ってイメージできるかが大切です。

ISO9001:2008改訂について 

ISO9001の2008年の改訂について、日本規格協会から説明文が出ました。

ISO9001 の2008 年改訂について
平成 20 年8 月 品質マネジメントシステム規格国内委員会

ISO9001:2000 の追補改訂版が2008 年第4 四半期に発行されます。
ISO9001 を作成しているISO/TC176 の国内審議委員会である品質マネジメントシステム規格国内委員会では、今回のISO9001 の追補改訂版の趣旨及び意図を正しく理解していただくことを目的とし、追補改訂版のISO9001 のポイントを以下に取りまとめました。

1.目的
これまで、2000年版のISO9001に対して、要求事項が分かりにくいという意見、ISO/TC176の公式な解釈を求める声などが多く寄せられました。また、ISO9001の規格解釈に曖昧な点があり、必ずしも2000年版のISO9001の意図を正しく理解しないで、品質マネジメントシステムを構築・運用している例が見受けられました。

そのため、今回の追補改訂作業は、2000 年版のISO9001 に対して、

・ 要求事項の明確化

・ 公式解釈を必要とするような曖昧さの除去、及び

・ ISO14001 との整合性の向上

を行うことで規格の本来の意図が正しく理解され、活用されることを目的としています。

ただし、今回の追補改訂作業は、ISO9001 の要求事項を追加するものでも、要求事項の意図を変更するものでもありません。原則として、組織の品質マネジメントシステムの構築・運用・維持管理への影響を最小限にとどめたものとなっています。しかしながら、この追補改訂版で規格の意図が明確になったことによって、ISO9001:2000 の本来の意図が理解されていなかったことが判明した場合には、品質マネジメントシステムの運用等に関して見直しが必要となり、適切な対応が必要となる場合があります。このことは、組織の品質マネジメントシステムを見直す良い機会になると考えることもできます。


2.検討の経緯、留意事項
今回の追補改訂作業では、2003 年12 月に実施したISO9001 の定期見直し、ISO9001 に関するオンラインユーザー調査、ISO9001 の要求事項に関する解釈要請を基に、上記1.の目的に合致することによる組織の便益が大きく、かつ、前述のように組織に対する影響は最小限なものを作業の範囲及び内容として決定し、検討しています。その作業の範囲及び内容に関しては、ISO9001 の設計仕様書に規定されています(ISO9001 の設計仕様書は、(財)日本規格協会のホームページ(http://www.jsa.or.jp)でご覧いただけます。)。

ISO において“追補”は、既存の国際規格の中の既に合意された技術的条項について、限定的な範囲で変更及び/又は追加することを指します。この限定的な変更には、規格の意図を変更しない範囲での要求事項の明確化及び曖昧さの除去も含まれます。
通常“追補”は、別文書として発行され、基となる国際規格とあわせて使用されますが、利用者に対する利益を勘案して、変更を包含した国際規格の新版(改訂版)として発行することもできることになっています。


今回発行されるISO9001 は、次の2 つの理由により、“追補改訂版”と呼称しています。

1)上記1.を目的とした ISO9001:2000 に対する限定的な変更であること

2)発行形態が、変更を包含した新版(第 4 版①)となること

一方で、作業の過程において、ISO9001 の要求事項の追加及び要求事項の意図の変更につながる提案が多々行われました。しかしながら、今回の作業はISO9001:2000 の追補改訂作業を目的にしたものであり、その作業の範囲及び内容を規定したISO9001 の設計仕様書からこれらの提案が逸脱していること、また、その範囲を超えて作業を行うことのコンセンサスが得られなかったことから、今回の作業では採用せず、次期ISO9001 の改訂時において議論、検討を行うことが決定しています。


3.主な変更
ISO9001 の2008 年版では、軽微なものを含めると、上記1.の目的に合致した約70の変更が行われています。なお、前述のとおり、これらの変更は要求事項を追加するものでも、要求事項の意図を変更するものでもないことにご留意ください。以下に、主な変更を示します。


1)“consistent pair”の概念
“consistent pair(整合性のある一対の規格)”の概念が変更されました。2000 年版における“consistent pair”の概念は、ISO9001 とISO9004 とが、単独でも使用が可能で、双方で矛盾がなく、概念と用語が整合し、かつ、その章構成が一致していることでした。しかしながら、今回の追補改訂作業において、ISO9001 及びISO9004 の章構成が一致していることは”consistent pair”の条件から外されています。

2)“Output Matters”への対応
追補改訂作業の過程において、“Output Matters”という問題・懸念が議論されました。“Output Matters”とは、ISO9001 が提示する品質マネジメントシステムは、要求事項を満たした製品を一貫して提供し、顧客満足を向上させるためのものであると適用範囲に規定されているにもかかわらず、現実にはISO9001 に適合していると判断されていても要求事項を満たす製品を提供できないことがあるという問題提起です。これを受けて序文では、品質マネジメントシステムの有効性を強調するための変更が、追補改訂作業の範囲内で行われています。規格の本体においても変更が検討されましたが、追補改訂作業の範囲を超えるため、次回改訂時に検討することになっています。

3)要求事項の明確化
要求事項の明確化(意図の明確化を含む)のため、また、サービス業への適用可能性を考慮し、各箇条の記述の見直しを行い、修正を行っています。

(1)記録の作成(4.2.1)と記録の管理(4.2.4)との区別
4.2(文書化に関する要求事項)を整理しました。4.2.1(一般)で記録の作成に関して既に規定されているため、4.2.4(記録の管理)では、記録の作成に関する規定を削除し、作成された記録の管理に関する要求事項だけを規定することにしています。また、その後の箇条で頻出する“(4.2.4 参照)”は、作成した記録を4.2.4 に基づいて管理することを要求していることを明確にしています。

(2)管理責任者の任命
5.5.2(管理責任者)では、ISO9001 で求められる“管理責任者”は、組織の管理層の中から任命された者であることを明確にするために変更が行われています。
① ISO9001:2000 は、ISO9001 の第3 版となります。

(3)“equipment”と“device”
7.6(監視機器及び測定機器の管理)では、“equipment”と“device”との差異についての議論があり、“equipment”に統一しています。なお、これまでのチェックリストなどの道具としての“device”も“equipment”に含まれます(ISO9000 の3.10.4(measuring equipment)の定義で“equipment”に“device”が含まれると解釈されます。)。

(4)8.2.4(製品の監視及び測定)のリリースの対象
8.2.4(製品の監視及び測定)では、“リリース”の対象が“顧客への引き渡しのための製品”であることを明確にしています。なお、8.2.4 では“リリース”を正式に許可した人の記録について求めており、“リリース”の管理自体は7.5.1(製造及びサービス提供の管理)で規定されています。

(5)8.5.2(是正処置)、8.5.3(予防処置)のレビューの対象
8.5.2(是正処置)のf)項、8.5.3(予防処置)のe)項において、 “レビュー”の対象は、“実施した活動の有効性”であることを明確にしています。
また、今回の追補改訂作業では、要求事項の明確化に加え、該当する要求事項の一層の理解促進のため、注記を新たに追加したり、注記の記述を変更したりしている点も特徴として挙げられます。

(6)製品の範囲
1.1(適用範囲 一般)の注記では、ISO9001 で意図する製品の範囲を明確にしています。

(7)アウトソースしたプロセスの管理
4.1(品質マネジメントシステム 一般要求事項)では、注記を追加して、アウトソースしたプロセスの管理の内容及び範囲、並びに7.4(購買)との関係を説明しています。

(8)製品品質
6.2(人的資源)では、“製品品質”とは何であるかを明確にするため、“製品要求事項への適合”と変更しました。さらに6.2.1(一般)に注記を追加して、“製品要求事項への適合”と要員との関係を説明しています。

(9)作業環境の対象
6.4(作業環境)では、ISO9001 における“作業環境”が、製品要求事項への適合に影響を与えるものに限定するものであることを明確にするため、ISO9000 の定義(3.3.4 作業環境)にあわせた形で事例を注記に挙げています。

(10)引渡し後の活動
7.2.1(製品に関連する要求事項の明確化)においても、“引渡し後の活動”を明確にするため、事例を注記に挙げています。

(11)設計・開発の“レビュー”、“検証”、“妥当性確認”
7.3.1(設計・開発の計画)では、設計・開発のレビュー(7.3.4)、検証(7.3.5)、妥当性確認(7.3.6)はそれぞれの目的があるとしながらも、それらを組み合わせて実施してもよいことを注記に追加しています。

(12)監視、測定における適切な方法
8.2.3(プロセスの監視及び測定)において、監視、測定に適切な方法は、組織の品質マネジメントシステムの有効性への影響に応じて、個々のプロセスに適切なものを考慮するとよいことを注記に追加しています。

(13)合否判定基準への適合の証拠と記録との関係
8.2.4(製品の監視及び測定)では、記録(文書)に関する要求事項と、合否判定基準への適合の証拠の維持に関する要求事項とを段落を分けて記述することで、合否判定基準への適合の証拠が必ずしも記録ではないことを明確にしています。

(14)不適合製品の管理
8.3(不適合製品の管理)では、2000 年版では不適合製品を顧客に引き渡さないための処置と引き渡し後又は使用開始後に不適合製品が検出された場合の処置とを段落を分けることによって区別し、記述していました。今回、これらをまとめて記述し、また“該当する場合には”を挿入することによって、不適合製品に関して実施しなければならない処理方法をサービス業にも明確になるように規定しています。



4)ISO14001 との整合性の向上
使用する用語、語順、センテンスの順番、パラグラフの順番などを可能な限りISO14001 と揃え、整合性の向上を図りました。
例えば、6.2.2 のタイトルを、ISO14001 と併せるために、現行の“力量、認識及び教育・訓練”から“力量、教育・訓練及び認識”に変更しています。
その他の例として、4.2(文書化に関する要求事項)において、4.2.1(一般事項)のa)項からe)項、.2.3(文書管理)のf)項、4.2.4(記録の管理)などでISO14001 との整合性を図るための変更が行われています。


5)ISO9001 における整合性、一貫性の向上
ISO9001 で使用する用語、表現を可能な限り統一することで、ISO9001 内の整合性、一貫性の向上を図っています。
例えば、“identify”と“determine”、“conformity to”と“conformity with”などの用語、及び“文書化された手順”の確立に関する要求事項などの言い回しについて、統一化が図られています。“statutory and regulatory requirement(法令・規制要求事項)”をめぐる表現についても、統一化が図られています。


6)翻訳上の変更
ISO9001:2008 のJIS 化において、ISO9001 における変更箇所に加え、JIS Q9001:2000 に対するこれまでのご意見をもとに、JIS における要求事項の明確化、分かりやすさを図るための変更を行います。さらに、JIS Z8301(規格票の様式及び作成方法)を考慮した変更を行います。ただし、これらの変更は編集上のものであり、要求事項を追加するものでも、要求事項の意図を変更するものでもありません。主な変更は次のとおりです。
2008 年版のJIS Q9001 では、最新版のJIS Z8301 に基づき、要求事項であることを示す助動詞“shall”の訳を“~すること”から“~しなければならない”という表現に変更します。
“as applicable”、“as appropriate”などの表現については、見直しを行い、より適切な表現に変更します。

2000 年版のJIS Q9001 では、“リリース”について、括弧書きでJIS 独自の参考を付していました。しかしながらISO9001 において“リリース”の対象を明確にしたことにより、これらの参考をすべて削除します。

5.4.1(品質目標)の“relevant functions and levels”とは、“直接的又は間接的に品質に影響を及ぼす組織内の該当する部門及び階層のすべて”ということを意図しているため、その訳を、“しかるべき部門及び階層”と変更します。
また、2000 年版のJIS Q9001 の5.6.3(マネジメントレビューからのアウトプット)のb)項、8.2.3(プロセスの監視及び測定)の第1 パラグラフなどについて、要求事項の意図を変更しない範囲で、分かりやすく、明確なものにします。


7)移行期間
現在 IAF 及びISO において、ISO9001 の2000 年版と2008 年版の移行期間について協議が行われており、今後の動向に留意する必要があります(今後の動向については、(財)日本適合性認定協会(http://www.jab.or.jp)又は(財)日本規格協会(http://www.jsa.or.jp)のホームページなどに掲載予定です)。

ジュネーブISO本部ビル
ジュネーブISO本部ビル

以上

IT用語シリーズ 仮想化 その1 

こんにちは。システム担当大野です。

前回まで1つのテーマでブログを書き続けて、一人満足感にひたっておりました。気が付けば30年くらいのOSの歴史を一気に解説したような内容になっていました。それぞれの時代の間にはもっと書きたいエピソードもあったのですが、それはまたいつかの機会に。

今回は私が行っている業務と関係するキーワードを現場の視点から説明したいと思います。「IT用語シリーズ」と題しまして、不定期で書き込みます。

今回は「仮想化」です。IT系のビジネス誌を読むと、広告特集などでよくこのテーマを取り扱っているのを見ます。では仮想化というのはどのような仕組みなのでしょうか?

ある会社ではサーバを3台使って、社内システムを動かしていました。このシステムは、5年ほど前に組まれたもので、そろそろ償却も終わり、入替を考えようとしています。ただ、システムは十分使えるものなので、動かしているサーバのみの入替を考えます。
システム担当者は、新しいサーバの購入の検討に入るのですが、そのときあることに気づきます。5年前は例えばCPUはPentium4の2G、メモリ512M、HDD40Gくらいのスペックだったとします。ところが今回カタログを見ると、CPUはCore2Quad、メモリは4G、HDDは160Gのマシンがほぼ同じ値段で買えることに気づくのです。実は今は5年前と比べると数倍のスペックのマシンが買えてしまいます。同じシステムを動かすのにこれは明らかにオーバースペックです。このマシンを3台買って、今までと同じ様に使うのはもったいないと思うのです。

そこで出てくるのが仮想化という考え方です。今回の新しいマシンを親機にして、その中に仮想のPCを3台作ればいいじゃないかと考えるのです。
 実はCPUというのはPCの電源が入っている間、常に仕事をしているわけではありません。普段は数%しか使われておらず、忙しくなるほんの数十秒だけ7-80%の仕事をするという、そういう働きをしています。すると、CPUにとっては、仮想マシンを動かすとより効率的に仕事が出来ることになるのです。

すなわち、親機にはメモリを1G、HDDを40G、残りの仮想PCにもメモリを1G、HDDを40G割り当てると、1台のPCのマシンの中に4台のPCを動かすことが出来るのです。

2台の仮想PCが動いています。


これによるメリットは、次のようなものです。
・3台のPCを1台にすることによる初期投資の節約
 電気代などのランニングコストの節約
 同様に設置スペースのコンパクト化

当然デメリットも存在します。
・1台のPCの故障が3台のPCの故障につながる
・管理が複雑になる

これからはシステム管理者は仮想化されたシステムを使う機会が増えていくことでしょう。なぜなら、これからまだまだPCは進化し続け、高性能化していくことが予想されます。それに対して我々の業務に必要なスペックというのはある程度頭打ちなのです。それ以上システムのスピードが速くなっても、使う人間がついていけません。となれば、システムを仮想化してハードウェアの性能をもっと有効活用しようというのは当然の帰結です。

今回は仮想化の考え方を説明しました。次回は仮想化を実現するためにどんなソフトがあるのかを見て行きます。

業績を上げる戦略 

こんにちは。本日は長尾です。

最近、朝夕は涼しくなってきましたね。

風もさわやかで秋の気配が近づいている感じがします。

さて、先日「立地調査・競合店(競合他社)調査」についてお話をさせていただく機会があり

聞いていただいた方に感想を求めたところ「面白い」という意見をいただきましたので

このブログでも書いてみようと思います。

「立地調査」というと新規出店をするためのリサーチと一般では言われています。

実は私も実際に人口や市場、交通網、競合他社を分析しその場所に新規出店して問題ないかという

ことを200店舗くらい前職でさせていただいた事がありました。

でも、しばらく調査する内に

「商圏を徹底的に調べていると敵(競合他社)の強み・弱みが分かってくる。敵の強み・弱みが
分かればおのずと自社の戦略が立てられる」

と思うようになってのです。

と言うことは

「新規出店だけに限らず既存店の業績が下がり始めた時の戦略を考えたり、新しいサービスや商品を取り入れようとする時のタイミングや方法などにも十分に適用できるのでは」と思ったのです。

この時に私が20歳の時に出会った「ランチェスター経営」や有名な「孫子の兵法」などが頭の中で整理されてきました。

特に競合他社の分析においては「孫子の兵法」を意識していると明確にやるべきことが

見えてきます。

その孫子の兵法の代表とは言わずと知れた

①敵を知り、己を知れば、百戦危うからず

②戦わずして勝つ

です。

①は戦争(ビジネス)で百戦百勝するには敵(競合他社)を分析し自軍(自社)を知れということです。

②は勝ち目のない戦い(例えば商店が百貨店を相手にするといった場合です)は回避することを指します。

では実際の事例に基づいてといきたいところですが

この話はなんだか長くなりそうなので次回にしますね(笑)



9月から中間管理職の方を対象にした「経営研究会」を月1回ペースで開催いたします。
是非、お問い合わせの上ご参加ください。

お問い合わせ (株)テレワーク コンサルティング部 担当:長尾
TEL:06-6268-0001 メール:consul@telework.co.jp

経営研究会

BCP 基本方針 

川口です。前回続きですが、BCP(事業継続計画)の取組み手順は概ね次の手順で進められます。
① 方針の策定
② ビジネスインパクト分析
③ リスク評価
④ 対策の選定
⑤ BCPの策定
⑥ BCPの訓練・検証
⑦ BCPの見直し

今日は①方針の策定を見てみたいと思います。
なぜ、BCPを策定するにあたり方針の策定が必要なのでしょうか?
BC(事業継続)は、災害が起こったときに事業を、会社を守るための一種の経営戦略です。それは、1部署のメンバーの活動にとどまるものではなく、いわば会社挙げての活動です。会社全員を巻き込んでBC(事業継続)活動に取り組むためにも方針を明確に示し、会社の姿勢を表明することは重要です。
また、これから取り組むBC(事業継続)活動の軸をずれないようにする為にも、方針を示すことは非常に重要であると考えます。

 BS 25999-1の4章(4.1-4.3)では、方針に次の点を盛り込むことが望ましいとかかれております。
・ 事業活動の性質、規模、複雑さ、地域性、重要性を鑑みて適切であること
・ 組織の文化、依存関係、業務環境を反映していること
・ インシデント発生時に事業継続への取組みが組織のニーズを常に満足させることを確実にするために、プロセス上の要求事項を定めること
・ 組織文化の中で発展するように徹底すること
・ 組織の製品及びサービスの成長と発展に組み込まれるよう、組織の変更管理活動と一体化すること(定期/非定期のレビュー)
・ 事業継続目的(目標)を記載すること
・ (方針は)経営レベルの内容であること(全体的なレベル感)
・ 取締役や選出された代表者といった高い立場の人間が責任を持つこと
・ BCMの適用範囲及び制限、適用除外事項

かなり多くのことが盛り込まれておりますが、BC(事業継続)活動というまだ起こっていない災害に対して取り組んでいくわけですから、方針はしっかりと納得のいくものを作っておくことをお勧めします。
ここで誤解して欲しくないのは、私はBCPを策定するにあたり、必ずしもBS 25999のような規格認証取得を目指さなければならないとは思っているわけではありませんので、お間違えなく。
ただ、その考え方は非常に参考になるものが多く、認証取得を目指さないまでも積極的に取り入れたほうが良い、ご紹介させていただきました。
たまたま見つけた基本方針のサンプルを載せておきます。
参考にしてみてください。

<サンプルA>
*****株式会社は、お客様の業務を支援する情報サービスを事業の根幹とし、これを社会的使命と考えています。災害やサイバーテロ、システム障害など深刻な危機が発生した場合、従業員とその家族の安全を確保した上で、お客様の情報を安全かつ正確に保管し、サービスをできる限り継続するよう努めます。このような基本的な認識のもとに、当社の事業継続に関する基本方針を以下に示します。
1. 従業員とその家族の安否確認、安全確保を最優先します。
2. お客様のデータ保全、アプリケーション・サービスの継続、ダウンタイムの短縮に努めます。大規模地震など事業継続に甚大な影響を及ぼすリスクが発生した場合、概ね24時間以内にサービスを再開します。
3. 平素から危機に強く信頼性の高いシステムを構築します。
4. 上記を達成するため、事業継続マネジメントシステムを構築し、継続的に危機に対する取り組みを強化します。
5. 役員及び従業員は、「事業継続に関する基本方針」およびこれに基づくマニュアル類に従い行動します。
BCPの概念

負の言葉 

曽田です。
今日のブログは、昔のメンバーが書いたものの転載になりますが、とてもいい話なので・・・

負の言葉とは…

負の言葉とは「無理」「疲れた」「だるい」などの言葉を言います。

これらの言葉は、発言すること自体が嫌われます。「無理」な事は「無理」、「疲れている」ものは「疲れている」。これらは事実を表す言葉です。それでも発言すること自体が嫌われるのは、それらの言葉が持つ負の力によるものです。


例えば、90%無理だと思われる計画も、無理だと発言した途端に10%の成功する可能性を忘れさせてしまいます。また、「疲れた」という言葉も同様です。発言するだけで、無意識のうちに、思考や行動力に負の影響を与えるのです。また、それは聞いている側の立場でも同じです。


この季節、「暑い、暑いと言うと、余計に暑くなるような気がする」、と会話をよく聞くようになります。言葉は多かれ少なかれ、人間の心理状態になんらかの影響を与えるものであることは、すでに生活の中で感じ取っていることと思います。

当社の経営哲学に、「無理」「できない」「難しい」を言わない、という考え方があります。
これらは全て負の言葉で、能力などとは関係のないところで、発言そのものによって仕事の限界を決め付けてしまうからです。

また、以前、「嫌い」「おいしくない」「つまらない」というような言葉をどれだけ使わないでいられるか、いかにこれらの言葉をプラスの言葉に変換するか、ということを教えていただいたこともあります。負の言葉を使うと思考や行動が負に向かうのと同様に、正の言葉は、自身の思考や行動をプラスに持っていく力があるからでしょう。


最初は実感が湧きませんでした。

これらの言葉を使ったからと言って、何か大きく事態が変わることはありません。納得はしているものの、それほどの変化を感じることはありません。

ですが、すごく前向きな方や、行動力のある方は、少なくても負の言葉よりは正の言葉を使っているものです。


前向き


前向きな姿勢を持っているから負の言葉を使わないのか、正の言葉を多用するから前向きな姿勢を持てるのか、それはどちらが先かはわかりません。それでも、言葉一つ一つが人間心理に影響を与える以上は、負の言葉を多用するのはマイナス要素でしかありません。

余談になりますが
私の友人は、食事中に「おいしい」と言い続けます。彼女は食事が好きなのです。
心を込めて、ずっと「おいしい、おいしい」と言います。

そんなにおいしくはないけど…と思ったこともありますが、彼女の「おいしい」という発言から、パワーを貰ったことはあります。なんだか彼女との食事が楽しみになったのです。
実は当時の私は、何に疲れていたのか、家から外に出る事すら面倒だと思っていたのです。そんな私が、一緒においしいケーキを探し歩いたこともあります。

それまで私はケーキに全く興味がなかったのですが…。

自分の発する言葉は、自分をプラスに持っていくこともできますが、それ以上に周りに与える影響が大きいものです。

さよならビル・ゲイツ その6 

こんにちは。システム担当大野です。

 前回は、マイクロソフトのターニングポイントとして、1つのマシンの中に組み込むソフトの世界では大成功したが、ネットワークの世界におけるサービスの提供としては後手を取ったと言う話をしました。最終回の今回は、ではITはどのような仕組みに向かうのかという話をします。

 今、Googleでは英語版のみですが、Web上で無料で使えるワードやエクセルのようなソフトを提供しています。正式名称は「Google Docs」といって、その中でDocuments(ワード)、Spreadsheet(エクセル)、Presentation(パワーポイント)といった文書が作成できます。

利用にはGoogleアカウントが必要です。(登録無料)


 このツールの便利なところは、その上で文書を作って、保存もそのGoogleの中で行われるため、インターネットにつながるところであればどこででもその文書を開いて閲覧したり、編集したり、印刷したり出来るところなのです。
 すなわち、よく外に出歩く営業の方でも、文書をgoogle上に置いて持ち歩くノートPCで閲覧したり、または個人ならインターネット喫茶から閲覧したり出来るわけです。将来的には携帯からも同様のことが出来るようになるかもしれません。

 このツール、まだ英語版しかないためあまり日本では知られていません。中にはお気づきになられた方もいるかもしれませんが、皆がこのツールを使うようになると、今まで4-5万も出して買っていたあのMS-Officeはいらなくなってしまうのです。実はこれがマイクロソフトが今一番恐れているところなのです。

 マイクロソフトが恐れる理由はもう一つあります。このツール、インターネットのブラウザの中で動いているのですが、実はOSを選びません。Windowsパソコンよりも値段の安いLinuxのパソコンやMacでも同様に使うことが出来ます。すなわちマイクロソフトにとってはOfficeが売れなくなり、さらにWindowsも売れなくなってしまうというダブルパンチになってしまう危険性があるのです。

 実際には日本語化やセキュリティなどの問題があるので、すぐに入れ替わるというわけではないでしょう。しかし今後5年、10年を見越していくと10年後にはみな非常に薄くて軽いノートPCを持って、その中にはHDDはなく、こういったツールを使って仕事をしていると予想されるのです。

 こういった、インターネット(Web)上で動くツールのことをIT業界の専門用語でSaas(サーズ、Software as a Service)といいます。サービスとしてのソフトウェアという意味なのですが、こういった商品が今どんどん増えています。
 例えば、全国にいくつかの支店を持つ企業ではそれぞれの支店をネットワークで結んでいます。今までは専用線という物理的な線を引いて、月何百万というコストをかけてつないでいました。今ではSaasのサービスとしてリモートVPNというサービスがあります。インターネット上にバーチャルなネットワークを構築し、それを管理するサーバを月数万円でお貸ししますというものです。これを導入することにより、初期投資も少なく、さらにランニングコストも抑えて導入することが出来るというメリットがあります。既にネットワークを引いている大企業は良いとして、これからこういったネットワークを作って生きたいと考える中小企業はこういうサービスを使っていくと予想されます。

 先のGoogleDocsは無料でしたが、こういった便利なサービスを安価で提供する企業が今後増えて行きます。これからはソフトを買う時代でなく、月いくらでサービスを使わせてもらう時代なのです。携帯は既にそういう仕組みになっているといえるでしょう。

 では次に考えるべきのは何なのか、結局何をサービスとして提供すれば皆に使ってもらえるのか、みなが使いたがるのかというところになるのです。シーズ(種)ではなくニーズ(要望)です。ただ、その市場は広大です。インターネットの世界ですから、英語ベースで考えていけばそれこそ世界何十億人の市場が待っているともいえます。

 ビル・ゲイツの時代が終わり、IT業界の商品の提供形態は変わっていきます。でも、その中で何を売るかという考え方そのもの、その本質は実は変わってはいません。我々も、この考え方の本質をしっかりと抑えた企業経営を行い、これから始まる「ビル・ゲイツの次の時代」に生き残っていきたいものです。
(さよならビル・ゲイツ 終わり)


SWOT分析 

おはようございます。お盆明けの一発目は長尾です。

実は5連休もしてしまうと休みボケが怖いので早めに出社にしました。

皆様はどのようにお盆を過ごされましたでしょうか?

もちろん、休みなしで仕事という方も大勢いらっしゃるのではと思いますが・・・

私は読みたかった本や趣味の海外ドラマ(プリズンブレイク)鑑賞などゆったりと過ごしました。

今日からまたエンジン全開でいきますっ!!

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

さて、今回は「SWOT分析」について書いてみようと思います。

皆さまはお聞きになったことはありますでしょうか?

実はマーケティングや経営戦略を構築する場合にまずこの「SWOT分析」を行います。

こんな表です。
20080621095635.jpg

この表に自社(内部環境)の強み、弱み、市場や競合他社(外部環境)の機会と脅威を書き込みます。

例えば強い商品をもっているというのであれば自社の強みですし、競合他社が安い価格で仕掛けてきたというのであればそれは脅威です。

これを思いつく限り書き続けます。

そして、今後の方向性や戦略を考えます。

ポイントは以下の4つです。

①強みはさらに強化すること

②弱みは克服すること

③機会は見逃さず活かすこと

④脅威は倒すか回避するか早く決断すること


このSWOT分析を使い慣れてくると他者の弱点や市場で勝ち抜くためのヒントが生まれてくることもあります。

迷った時、方向性を見失った時、一度SWOT分析を行ってみるのも面白いかと思います。






BCP策定の流れ 

こんにちは。川口です。
弊社も明日からお盆休みに入ります。お盆休み中は、このブログもお休みをいただいて、次回は18日から再度スタートします。

それでは、またBCP(事業継続計画)の話に戻りたいと思います。
私のブログでBCPについては、現在までで、4回思いつくままに記入してきました。
その中で、BCP(事業継続計画)を策定しないといけないと思ってくださった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、BCPの策定に当たり、どのように取り組んでいけばよいのかをお話して行こうと思います。

まず、BCPの作成に当たって、注意しなければ行けないのは、防災マニュアルと異なり、BCPは会社の経営方針や戦略を反映したものであるという点です。
防災マニュアルは、どちらかというと起こった災害に対して、その場で何をするのか?という視点が中心となりますが、BCPはその場で何をするかということも勿論、その前に何をしておくか?また、災害が去った後、どのように行動するかといったことも合わせて取り決める必要があります。まずは、戦略ありきなのです。

そこで、①最初に会社の方針・戦略を取り決めます。これは、災害時のみの会社の方針・戦略というだけでなく、平常時における会社の方針・戦略とも通ずるものです。従って、経営者が中心となって取り決める必要があります。

方針・戦略を決めたら、②次にビジネスインパクト分析によって、自社の重要な業務や活動を特定していきます。
その上で③リスク評価を行い、対策(許容するのか?外部業者にまかせるのか?変更、中断、終了するのか?)を決めて行きます。

④ここまで出来たら後は対策とマニュアルを作りこんでいく作業です。

⑤BCPが完成したら、必ず訓練を行い、結果の検証とBCPの改訂を繰り返し、BCPが会社の文化となり定着するようになるまで、繰り返し訓練と検証、修正を行い、会社の文化となるくらいまで取り組んでいくようにしなければならないのです。
080812_2322~01



是正処置その2 

曽田です。

ISO9001がテーマの3回目。
お題は「是正処置(2)」


前回は、是正処置とは、

「単なる対処(暫定処置)ではなく、再発防止」であるというお話をしました。

では、再発防止とはどんなことをしていくのでしょうか?



例えば、

「伝票の記入(転記)ミスによる納品商品の間違いが発生した」

場合の再発防止策はどうなるのか?


よく目にする是正処置策が

「本人を呼んで伝票転記時には十分注意するように徹底した」

という類のものです。

これは、ミスの原因を、「本人の注意力の問題」としか捉えていません。


果たしてそれだけでしょうか?
(確かに、注意力も大きな原因だと思います)

再発防止策を策定するためには、原因の特定が大きなカギを握ります。

その原因の特定のためには、(作業)プロセスに影響を与える要因の中から
原因を探し出すことです。


最もベーシックな方法が
特性要因図(いわゆる魚の骨)を使って

材料(Material)
機械設備(Macine)
人(Man)
方法(Method)
測定(Measurement)

の5Mに要因を分類・整理し、主要因の中に原因を見出すやり方です。

特性要因図



例え、人(Man)の要因にも、注意力不足というものの他に
商品知識不足、もしかしたら、視力の問題など、さまざまな原因があるかもしれません。

他にも、方法(Method)の要因の中に、ダブルチェックの手順が無いなど手順の問題が
あるかもしれません。

事実やデータに基づいて、特性要因図を作成し、原因を特定することで、再発防止策が
見えてくるのです。




どこかのサイトで、JR宝塚線の脱線事故に対する是正処置を考察されていました。
(すみません、きちんとサイト名をご紹介する所ですが、何度探しても分からなくて)

そこでは、事故の原因をどう考えるかによって3つの対策を挙げておられました。

(問題となった事象)
列車の遅れを挽回するために、制限速度を大幅に上回る速度でカーブに進入し
曲がり切れずに車両を脱線、横転させて、とても多くの死傷者を出した。


原因1:運転手(Man)の問題と捉える。
本人の安全運転への意識不足。
    運転技量の不足。
    法規制順守の徹底不足。

この場合の再発防止策は、「日勤教育の強化」となります。


原因2:仕組み(Machine,Method)の問題と捉える。
最新式のATSの設置をしていなかった。(自動的に速度抑制ができなかった)
    時間が遅れた場合の、対処マニュアル(手順)が明確になっていなかった。

この場合の再発防止策は、「ATSの設置」と「ダイヤ遅延対処手順の整備」となります。


原因3:会社の方針、目標(Management)の問題と捉える。
    安全より経済効率化を優先する意識
現場任せ
経験未熟運転士の人員構成
厳罰主義

この場合の再発防止策は、「マネジメントシステム」「経営理念」「会社方針」等の抜本的見直しとなりますね。


今回の事の重大性から考えると、1と2はもちろんのこと原因3で捉えるべきです。

しかし、
すべての不適合事象を、マネジメントシステムのエラーとと捉える必要はありません。

---------------------------------------------------------------------------
ISO9001の要求事項
8.5.2 是正処置
組織は,再発防止のため,不適合の原因を除去する処置をとること。是正処置は,発見された不適合のもつ影響に見合うものであること。
---------------------------------------------------------------------------
とあるように、

影響に見合う適切な再発防止策を考察し、実行することが会社のレベルアップになります


仕事の結果が人命に関わる、医療や航空機業界の是正処置は、ある意味進んでいます。
RCA分析が義務付けられ、4M-4Eマトリックス、SHELモデルなど様々な根本原因分析システムが、運用され現場改革がなされています。


是正処置については、以上です。


さよならビル・ゲイツ その5 

こんにちは。システム担当大野です。

ビル・ゲイツの功績5回目です。

インターネット全盛の時代に入ると、マイクロソフトの優勢にも陰りが見えてきました。今回は、マイクロソフトは何を間違えたのか、そしてこれからのITはどこへ向かうのかを考えていきたいと思います。

今までの復習として、ビル・ゲイツはどういうポイントを抑えたのかをまとめます。

・1975年ごろ プログラムを使用する権利を売り、一財産作る
・1980年ごろ IBMとDOSに関する契約をし、売上が増大
・1985年ごろ Macに対抗し、大急ぎでWindowsシステムを開発
・1995年ごろ Windows95にインターネット接続機能を載せ、シェアトップを確実にする

ここまでマイクロソフトはとんとん拍子で成長して行きます。
インターネットが普及すると、2つの争いがありました。
・1998年ごろ ブラウザ戦争。インターネットを見るソフトのシェア争い。
  インターネットエクスプローラとネットスケープナビゲータが争うが、インターネットエクスプローラの勝利。
・2001年ごろ ポータルサイト戦争。インターネットにつないだときに一番最初に表示するページはどこかで争う。

 ちなみに日本国内のポータルサイトの利用率は、2006年8月のデータで1位ヤフー、2位ニフティ、3位MSN(マイクロソフト)だそうです。
ここらでマイクロソフトの独走が崩れてきます。

そして2002年ごろから急に注目を集めたのが、googleという企業。今でこそ誰でも知っている超優良企業ですが、当時は検索サイトを作っているヤフーのような企業というイメージしかありませんでした。この企業は「全世界の全ての情報を整理する」という理念を掲げて大躍進します。

オリンピック開幕だ!


さすがのビル・ゲイツも検索サイトを牛耳ることがどういうことにつながるのかはイメージできなかったようです。マイクロソフトはLive Serchという検索エンジンを出して2006年ごろから追随を始めるのですが、現状googleには遠く及ばないようです。

ビル・ゲイツはPCというハードウェアの中で動くソフトウェアには絶大なる影響力を保ち続けました。Windowsしかり、MS-Officeしかりです。しかし、インターネット上でどういうサービスが求められるかというところは、今にしてみると少し弱かったのかなと感じるところがあります。本当なら2002年ごろに検索エンジンに力を入れておくべきだったのですが、当時はWindowsXPを売り出したころ。順風漫歩な中でそういう次の時代への潮流を見逃してしまったのかもしれません。

申し訳ありません。今回で最終回のつもりでしたが、長くなりそうなのでもう1回続けます。次回は今マイクロソフトが一番恐れているもの、そしてこれからのITはどこへ向かうのかを考えて行きます。

手帳の中身 

こんにちは。 本日は長尾です。

「さかいさん」様へ
コメント第一号になっていただきましてありがとうございます。
訪問させていただく時はかならず「アイス」をお届けさせていただきます。
※生産性が上がったかチェックもさせていただきます(笑)

今回は経営や営業の話ではな「手帳」の事を書いてみようと思います。

実は私の手帳には仕事やプライベートの予定だけでなく、夢や目標
、どういった人間になりたいかだとか詳細に記録されています。

もちろん、先の話でまだまだ叶いそうのないものもありますが

何歳までに○○だとか、年に1回は○○をするなど具体的なものもあります。

手帳に関する本を読むと

「スケジュールだけ管理するだけの手帳はもったいない」

というニュアンスの表現が多く見れます。

家族や彼氏、彼女との予定も仕事同様に大事ですし、読書や映画、健康管理なども譲れないことです。

仕事のスケジュールというのは大事なのですが言ってみれば

ただの「備忘記録」であって行動に移して当たり前の内容です。

仕事以外の【大事だけど中々実行に移せないもの(趣味や家族との時間、自己啓発など)】こそ

手帳に書くべきでそれをスケジュールに落とし込んでいけば本当に楽しい人生が日々遅れます。

実は私も達成した目標が何個かあり、充実した気持ちになりました!

ある統計では人生の目標を書いているのは全人口の3%で

それを持ち歩いているのがその中のさらに3%になるという事が明らかになっています。

そしてその人たちは目標を書いていない人よりも経済的に成功しており

「幸せか?」という問いに対し「はい」と答えた人数に圧倒的な差があったという

事を本で読んだ記憶があります。

目標を定め、手帳に書き、それを持ち歩く。

それだけで選ばれた人間ということですね(笑)

DSC01210.jpg


セミナーで感じたこと 

こんにちは。川口です。
今日は、BCPの件については、お休みして今日参加したセミナーで感じたことを書きたいと思います。
あるコンサル会社主宰のセミナーで、非常にためになる内容でした。
事例を中心とした説明が豊富で、今までもやもやしていた部分についても、何か明かりが見えてくるような、そんなセミナーだったと思います。

ただ、少し残念だったのは、セミナーの運営面です。もう少し受講生に対して配慮できる部分があったのではないかと思う点がいくつかありました。

細かいことですが、何の前触れもなく、いきなり会場の電気を消して消した後にセミナー講師が話しを始めるといった形でしたし、空調についても明らかに寒すぎて、セミナーに集中できない方もいらっしゃったようです。
また、セミナーの最中にスタッフの方が、空いている最前列に座られたのですが、その態度があまりよくなかった。居眠りをしていたり(実際ははっきりわかりませんが、後ろから見ていて少なくともそのように見えました)、講義の途中に席を立たれたのですが、椅子は出しっぱなしで、受講生に見られているという意識があまりなかったように思えます。

私個人としては、聞きたい内容が多く盛り込まれていることもあり、非常に良いセミナーだったと感じていただけに、そのスタッフの何気ない行動や態度が非常に気になり、残念でなりませんでした。

皆さんも商品そのものは他社の商品と違いはないけれども、パッケージが良かったので買ってしまったというご経験があると思います。人は、何か商品を買うとき商品そのものだけでなく、それを包むパッケージも見て購入するものだと思います。
お客様に商品を提供しようと思ったときには、商品そのものも重要ですが、それを包むパッケージも結構重要でそれをおろそかにしていては、いけないのではないでしょうか?
今日のセミナーがまさにそうで、商品は非常に良いものだったにも関わらず、パッケージ(運用面、スタッフ)がいまいちだったため、トータルの評価が下がってしまいました。

今日のセミナーを受講して特にパッケージ(商品そのものではないけれども、購入の判断基準となる要素)の重要性を感じさせられました。
パッケージ

自分がお客様の立場になって初めてわかることで、以後自分たちが同じような印象を与えてしまわないように、気を引き締めていこうと思いました。

是正処置 

曽田です。

ISO9001がテーマの2回目。

お題は「是正処置」


前回お話したPDCAの「A」の部分に当たる重要なプロセス、それが「是正処置」です。

ISO9001では継続的改善を求めていますが、その根幹的プロセスが「是正処置」です。


是正処置とは、ISO9000によると
-----------------------------------------------------------------------------
是正処置(corrective action)
検出された不適合(3.6.2)又はその他の検出された望ましくない状況の原因を除去するための処置。
参考
1. 不適合の原因は,一つ以上のことがあり得る。
2. 予防処置(3.6.4)は発生を未然に防止するためにとるのに対し,是正処置は再発を防止するためにとる。
3. 修正(3.6.6)と是正処置とは異なる。


ex)
3.6.6 修正(correction)
検出された不適合(3.6.2)を除去するための処置。
参考
1. 是正処置(3.6.5)とあわせて,修正が行われることもある。
2. 修正として,例えば,手直し(3.6.7)又は再格付け(3.6.8)がある。
-----------------------------------------------------------------------------

問題を是正するという日本語の発想だと、目の前の問題を修正する意味になりますが

ISO9001では

是正処置=再発防止

となります。


ハムラビ法典には「大工が建てた家が倒壊して住人が死んだ場合、件の大工を殺す」という記述があるらしいです。
(まさに目には目を、歯には歯を、刑罰の基準を定めたといわれる法典ですね!)

しかしISOの視点から見ると、大工を殺しても解決になりまません。

クレーム処理には、
補償(応急処置:弁償、新品交換、慰謝料)
保証(再発防止、未然防止、想定防止)

という、2つの「ほしょう」があります。

クオリティを上げるためには、補償だけでは不十分で、「保証活動」ができてこそ
クオリティ(=質)のアップに繋がるのです。



再発防止をするためには、その問題が起きた真の原因をとらまえなければなりません。

原因を、「なぜ?なぜ?なぜ?」と3回掘り下げるひつようがあります。
あの世界のトヨタ自動車では、その「なぜ?」を5回も掘り下げるとか・・・。


圧力容器



例えば、医者が咳を出している患者に対して、単に咳止めを処方するのは、「是正」にすぎません。咳が出ている原因「ウィルス」なのか「埃等によるアレルギーなのか」咳をしている原因を突き止めて処置をするのが「是正処置」です。


ちょっと卑近な例ですが

メタボリック判定されて、スポーツジムに通ってお腹を引っ込めるのが、「是正」

メタボになった原因を突き止めて、原因を取り除く(生活習慣を改める)のが「是正処置」です。

今日はこの辺まで・・・。

さよならビル・ゲイツ その4 

こんにちは。システム担当大野です。

前回は都合により雷対策の話を行いました。今回は前々回の続きです。

ビル・ゲイツの功績4回目です。

1.「プログラムが入った媒体」を売るのではなく、「プログラムを使う権利」を売ることを考えたこと。
2.IBMとの契約に成功し、MS-DOSをOSのスタンダードとしたこと。
3.GUI化の波に乗り遅れず、Windowsの開発に成功したこと。
4.Windows95フィーバーを巻き起こし、インターネットの世界を身近なものにしたこと。

今回はWindows95というか、それに付属するソフトのお話になります。

1995年11月23日の深夜にWindows95が販売されました。テレビとかで秋葉原で大騒ぎしている映像を見た方も多いと思います。それが何をするソフトかも知らずに買っていった方もいると聞きます。
何はともあれ、これを使うと初心者でも簡単にパソコンを使えるんだという印象をつけることには成功したイベントでした。

Windows95のパッケージ。今となっては懐かしい?


しかし、Windows95の本当の功績は、インターネットエクスプローラーというソフトをつけて売ることでインターネットを身近な世界にしたことにあったのです。

Windows95というOSが出る前にはWindows3.1というOSがありました。実はWindows3.1でもインターネットにつなぐことは出来たのですが、非常にしきいの高いものでした。TCPソケットだのネットワークドライバだのよくわからないソフトをいくつもいれて連携させないとうまくつながらなかったのです。
そういったソフトをすべて取り込んで、簡単に設定できるようにしたのがWindows95だったのです。

ここで皆さん、ネットスケープという会社を覚えていますでしょうか?当時インターネットを見るときにはWindows95のうえで、ネットスケープナビゲーターというブラウザを使って見るのがメジャーでした。ネットスケープ社はそれのベータ版(試作品みたいなもの)を無料で配布したため、一気に9割近いシェアを獲得したのです。当時はネットスケープ社がいまのGoogleみたいにマイクロソフトを超えるのではないかとまで騒がれていました。

製品版は有料でした。


ここでビルゲイツはまた激を飛ばします。当時マイクロソフトもインターネットエクスプローラというブラウザを持っていましたが、機能的にネットスケープに劣るものでした。そこで急いで機能アップを図り、さらに当時皆が驚いたことに完成した製品版を無料で配布したのです。
それにより、マイクロソフトはシェアを取り戻し、OSとともにトップになったのです。

このやり方はやりすぎだという声もあり、後に独占禁止法で訴えられます。しかし、これでマイクロソフトはさらに寿命を延ばしたといえます。この判断もビルゲイツの功績だったと私は考えます。インターネットを見るためのインフラを押さえ、世界の人々にインターネットを身近な世界にした。我々はこの恩恵をたくさん受けているのです。

しかし、インターネット全盛の時代に入ると、マイクロソフトの優勢にも陰りが見えてきます。「さよならビル・ゲイツ」最終回の次回は、マイクロソフトは何を間違えたのか、そしてこれからのITはどこへ向かうのかを見て行きます。

人間関係 

こんにちは。本日は長尾です。
連日の猛暑でお体の調子を崩したりしていませんでしょうか?

情熱の長尾は今日も元気です!

さて、実は明日、明後日と「中小企業診断士」の本試験日であります。
(かなりの確率で来年に向けての練習となりそうですが・・・)

今日は先輩の川口からチョコレートの「キットカット」をいただきました。
「なぜに?」と思っていると
「きっと勝つと(キットカツト)」というゲン担ぎで試験を控えた渡しにわざわざ
買ってきてくれたのです。

これで受験結果はともかくモチベーションは上がりますし、何よりも純粋に嬉しかったですね。

実はこれによく似た話で経営学に「ホーソン実験」というのがあります。

ホーソン実験は電気工場で生産性を上げる為に従業員に対し
休憩時間を増やしたり、飲み物を与えたりして環境を変えると
本当に生産性は上がるのかという実験です。

そして、得られた結果はこのような環境変化では生産性は大して変わらずに
生産性が上がるのかどうかはインフォーマルな関係が充実しているかによる
という結論でした。
(ここで言う「インフォーマルな関係」とは上司、部下の関係や役職間の関係ではなく
休憩時間に話す相手だとか、プライベートな事でも相談できる関係かどうかという事です)

すなわち金銭などの物的な恩恵や時間の優遇を従業員に与えた時よりも
人間関係が良い方が生産性は高いという結論が得られました。

このキットカットの件もまさしくホーソン実験と同じで
キットカットそのものが嬉しいのではなく、わざわざ買いに行ってくれて
応援してくれているというのが嬉しいわけで励みになるのです。

このほかにも、コンサル四天王の人間関係の良さ、テレワークの人間関係の良さが
私のモチベーションを上げているのは間違いないわけで給料や休みといったものでは
埋めることのできない充実感を得られています。


100年ほど前のホーソン実験の結果は現代の人間関係論の始まりだと
言われておりますがそれも間違いではなさそうですね。

P1060679.jpg



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。