大阪 堺筋本町のコンサル

大阪の堺筋本町に本社を構えるテレワークのコンサルタント部4人が運営するブログです。自らに毎週(月水金)と画像を添付するという条件を課しました!

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

新しい商売の考え方 -CO2排出権取引の本質- 

こんにちは。システム担当大野です。

前回は中小企業対象にCO2排出権取引が始まったという話をしました。

既にこの取引に関するマッチングサイトもできているようです。

CO2削減ドットコム

今回はこの仕組みの本質について考えてみます。


この仕組みを聞いたときに私が真っ先に思ったのは、「これも新しい商売のひとつだな。」ということでした。

今までに私がそう思ったものは次のものがあります。

・マイクロソフトのライセンス販売
 1970年代に、マイクロソフトがBASICというソフトウェアを売り出した。その際にものとして売るのではなく、ライセンス(ソフトウェアの利用権)として売り出した。それまではソフトウェアはカセットテープやフロッピーディスクに保存されて、ものとして販売されていた。

・グーグルのキーワード広告の仕組み
 グーグルは検索エンジンという技術を持つことにより、キーワードにより検索された結果を表示する順番をコントロールする権利を得た。その権利を背景にキーワードを競売にかけ、少しでも高い金額を入札した者に対してそのキーワードにリンクする権利を与えた。

この2つに共通するのは次の点です。

・今まで価値がないと思われていた物、または誰も考え付かなかった権利を売買することにより、新しい価値を手に入れた。
 ・マイクロソフトはライセンスという権利を世界に広めた
 ・グーグルは、検索エンジンという技術を背景に、何の価値もなかったキーワードという概念に大きな価値を与えた。

・その価値を皆に認めてもらうため、数年の歳月をかけている。

今回のこのCO2排出権取引もこのようなものにあたると考えています。

・CO2排出権取引の仕組み
 各国のCO2排出量に排出枠という制限を与えることにより、その枠を超えた国はその枠を超えない国から排出量を入手しなければならないという強制力を与えた。それにより必然的に需要供給関係が生まれた。

このCO2に関しては単純に経済的に新たな価値を創造し、そこで商売を始めるという目的だけでなくもっと大きな目的を背後に持っています。すなわち、この排出枠というのが地球が本来持っている自然浄化能力の限界の数字であり、これを超えたCO2を排出し続けているとあなたの国は地球を汚染しているのですよというPRになってしまうということです。地球を守るという目的があるのはすばらしいことです。

このような新しい経済活動の場が提供でき、さらに地球を守ることもできる仕組み、いったい誰が考えたのだろうと思います。

私なりに、このような「新しい商売」がどのように作られるのか考えて見ました。

1.誰かが「これは価値あるものなんだ!」と声を上げる
2.それを売買できる市場(マーケット)を作る
3.するとそのものに実際の値段がついて価値があると認められる。

マイクロソフトでは、
1.ビルゲイツが「これはテープやフロッピーを売っているのではなくライセンス(使用権)を売っているのだ!」と声を上げた
2.ビルゲイツがBASICのシェアを拡大することにより、必然的に市場もライセンスの扱いを受け入れた
3.そのやり方が当たり前になった
という流れでしょう。

グーグルでは、
1.検索サイトを無料で開放することにより多くの人に検索させ、検索結果が上位に出てくることは非常に意義のあることなんだということを認識させた。
2.グーグル アドワーズ内にそのキーワードに対して入札させる市場を用意した。
3.多くの人がキーワードに対して入札するようになった。
という流れでしょう。

CO2排出権では、
1.京都議定書にて排出権は価値あるものなんだという声を上げた。
2.市場は10年くらいかけて少しずつ作られていった。
3.このフェーズはこれからだと思われる。

という流れでしょうか。

こういう新しい商売、私も何か見つけてみたいものです。

※じつは個人でもCO2排出枠を買うことができるのですね。知らなかった!

 「Yahoo!カーボンオフセット」

エコバナナ


スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。