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大阪 堺筋本町のコンサル

大阪の堺筋本町に本社を構えるテレワークのコンサルタント部4人が運営するブログです。自らに毎週(月水金)と画像を添付するという条件を課しました!

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知的財産と人材の流出 

長尾です!

先日、青色発光ダイオード(青色LED)を開発した元・日亜化学工業の研究員、中村修二さんと日亜化学工業との裁判についての特集がテレビで放送されていました。
(ちなみに私が学生時代に家庭教師をしていてその教え子が中村修斗(しゅうと)です。ふと思いだしました。)

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実は私「知的財産管理技能検定」という資格を持ってまして特許や実用新案、商標、意匠(デザイン)に関する事が結構好きなんです。


もう数年前の事案ですので皆さんもご存知でしょうが簡単にポイントを書きますと


1.今世紀中に開発不可能と言われていた青色発光ダイオードを元・日亜化学工業の研究員である中村修二さんが開発した

2.青色が開発された事で光の三原色(赤、緑、青)の発光ダイオードがすべて揃い、とてつもなく実用範囲が広がった(例えば携帯やテレビの画面、町のイルミネーションなど)

3.特許法では職務発明(社員が開発した場合に会社がその特許を使用できる)の場合は「相当の対価」を社員に支払うことが特許法で定められている。

4.日亜化学工業側はこの「相当の対価」として報奨金2万円を中村修二さん手渡した。

5.この「相当の対価」の2万円が妥当かどうか(妥当じゃないに決まってますやん)が焦点となった裁判が行われた

というのが簡単な話の流れです。

東京地裁はその発明の対価は中村氏の請求通りの200億円との判決を下しました

しかも今回の発明はノーベル賞級の世界的発明といわれており、中村氏の貢献度を約50%とした上で、独占の利益の約半分の604億円が中村氏への発明の対価としています。これにより中村氏は残り404億円の追加請求を検討しているようです(ものすごい金額ですね)

なぜこの事案をブログに書いたかと言いますと、特許や実用新案、商標、意匠だけが知的財産ではなく、個人のアイデアや意見、会社を良くしようとする全てのマインドが知的財産と呼ぶべきで、中小企業においても日亜化学工業のような危険性があるということを私は考えているからです。

もちろん何百億円の訴訟で負けるという意味ではなく、その人材やアイデアの価値が分からずに結果として優秀な人材を流出させている危険性があるという事です。

個人のアイデアが会社の競争力を左右する時代に入り、この辺の取り組みが、優秀な人材の確保につながり、オンリーワンを目指せる企業体質を構成する大きな柱になるといえると思います。

それらを防ぐためにはきちんとした就業規則や昇給、賞与制度の構築などを整備し、社員が納得して働ける環境を提供しなくてはなりません。

中小企業の多くは、ここを疎かにしてコスト(主に人件費)を抑えているつもりでしょうが結局、目に見えないコストがかさんでいることに気が付いていません。

本格的にデフレとなった今は価格競争が全てと思われがちですが、価格競争では必ずと言っていいほど大手が勝ちます。

優秀な人材を確保あるいは社員を教育することで高付加価値商品やサービスを開発し、オンリーワンを目指す事で価格競争を回避し、強い会社を目指すのが重要ではと改めて番組を見て感じました!

そおれではまた次回です!
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